「kqtrain.net」ロゴ乗入れ車両解説【北総鉄道】
(最終更新日
7000形 北総鉄道7000形・7001
製造年 昭和54年、平成2年
製造両数 24両
編成 MMTMMTMM
製造会社 東急車輌・川崎重工・日本車輌
解説
 北総線開業時に製造された車両で、製造当初は通勤用でありながらつり革がまったくない車両として大きな話題となり、1980(昭和55)年には京急 800形とともに鉄道友の会ローレル賞を受賞した。先頭車両正面の複雑な形状から「ゲンコツ」というニックネームがついている。当初は6両編成で登場した が、1991(平成3)年3月に開始された都心乗入れを期につり革の取付、先頭車電動車化工事、8両編成とするための中間車両が増備された。京急線内では 空港線へ乗入れなどで活躍してきたが、スキンステンレス構造のために車体の老朽化が進んでいたことから、後継の7500形へ置き換えられることとなり、 2007(平成19)年3月で引退となった。
7050形 北総鉄道7050形・7074
製造年 昭和38年
製造両数 16両
編成 MMMM+MMMM
製造会社 日本車輌
解説
 1991(平成3)年3月に開始された都心乗り入れの際の車両不足を補う目的で導入していた7150形(元京急1000形)の置き換え用として京成電鉄 所有の3150形車両をリースしたもので、変更点としては車番の変更、外装塗装を北総鉄道のカラーへ塗り替え、京急への乗り入れ対応を行っただけで、それ 以外はほぼ京成電鉄時代のままとされた。まず始めに7051〜7054、7055〜7058、7061〜7064、7065〜7068の4編成16両を導 入、その後は7055〜7058の廃車に伴い7071〜7074を導入、7061〜7064および7065〜7068の廃車に伴い7081〜7084、 7085〜7088を導入、7071〜7074の廃車に伴い7091〜7094が導入されていった。しかし老朽化が進んだことにより、リース車両は 7800形(元京成3700形)、7250形(元京成3200形)に置き換えられて2003年12月に全廃となった。
7250形 北総鉄道7250形・7258
製造年 昭和39年〜昭和42年
製造両数 8両
編成 MMMM+MMMM
製造会社 日本車輌
解説
 老朽化した7050形(元京成3150形)の置換え用として京成電鉄所有の3200形車両をリースしたもので、変更点としては車番の変更、外装塗装を北 総鉄道のカラーへ塗り替え、8両固定編成、京急への乗入れ対応を行っただけで、それ以外はほぼ京成電鉄時代のままとされた。老朽化に伴い、2006年3月 に京成に返却、廃車になった。
7300形 北総鉄道7300形・7318
製造年 平成3年
製造両数 16両
編成 MMTMMTMM
製造会社 東急車輌・日本車輌
解説
 1991(平成3)年3月に開始された都心乗り入れの際の車両不足を補う目的で製造された車両で、 京成電鉄3700形とは外装の帯塗装とシートのカラーリングが違う以外はまったく同一設計のVVVFインバータ制御車両となっている。
7800形 北総鉄道7800形・7801
製造年 平成10年
製造両数 8両
編成 MMTMMTMM
製造会社 日本車輌
解説
 老朽化した7050形(元京成3150形)の置換え用として京成電鉄所有の3700形車両をリース したもので、外装塗装を7300形と同様の北総鉄道のカラーに塗り替えたのと形式変更を行った以外はほぼ京成電鉄時代のままとなっている。
 行先表示・種別表示装置が幕式からフルカラーLED方式に交換されている。
9000形 北総鉄道9000形・9001
製造年 昭和58年、平成2年
製造両数 16両
編成 MMTMMTMM
製造会社 日本車輌
解説
 都市基盤整備公団(旧:住宅・都市整備公団)千葉ニュータウン線の小室〜千葉ニュータウン中央開通に伴って製造された車両。当初は6両編成で登場した が、1991(平成3)年3月に開始された都心乗入れを期に8両編成とするための中間車両が増備された。登場時は住宅都市整備公団のシンボルマークを前面 に取り付けて「2000形」を名乗っていたが、京急との乗り入れに際して京急2000形と重複することから型式名を「9000形」と変更された。その後、 住宅・都市整備公団(住都公団)から都市基盤整備公団(都市公団)への移行に伴い、前面マークの撤去と側面マークのUDCマークへの交換を実施した。その 後、公団の鉄道部門の千葉ニュータウン鉄道への譲渡に伴い、側面マークは「北総鉄道」のプレートに交換され、「K▼SEI GROUP」ロゴも追加された。
9100形 北総鉄道9100形・9128
製造年 平成6年、平成12年
製造両数 24両
編成 MTMTTMTM
製造会社 日本車輌
解説
 都市基盤整備公団(旧:住宅・都市整備公団)千葉ニュータウン線の印西牧の原と印旛日本医大への路線延長に伴って製造された車両。デビューに際して「C -Fryier」の愛称がつけられた。制御装置は京成3700形、北総7300形をベースとし、車体については「より快適な通勤を目指す」をコンセプトと してデザインされており、車端部にクロスシートを設置したり公衆電話を備えていたりと通勤車輌には見られない装備を施していた。その後携帯電話の普及に伴 い利用率が低下したため公衆電話は撤去された。登場時は住宅都市整備公団のシンボルマークを取り付けていたが、その後、住宅・都市整備公団(住都公団)か ら都市基盤整備公団(都市公団)への移行に伴い、シンボルマークの撤去と側面マークのUDCマークへの交換を実施した。その後、公団の鉄道部門の千葉 ニュータウン鉄道への譲渡に伴い、側面マークは「北総鉄道」のプレートに交換され、「K▼SEI GROUP」ロゴも追加された。
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