2017年08月28日(月)
関西電力、関電トンネルトロリーバス事業にかかる鉄道事業廃止の届出を北陸信越運輸局に提出 [ニュース(鉄道)]
関電トンネルにおけるトロリーバスの電気バスへの変更について|2017|プレスリリース|企業情報|関西電力
関西電力では、関電トンネルで運行している無軌条電車(トロリーバス)の鉄道事業廃止の届出を北陸信越運輸局に提出したことを公表しました。
関西電力では、昭和39年8月1日より、関電トンネルにおいて無軌条電車(トロリーバス)事業を行ってきました。トロリーバスは法規上、鉄道事業法や軌道法に基づく乗り物で、関電トンネルトロリーバスも関西電力が鉄道事業許可を受けて運営しています。
現在運行しているトロリーバス車両は、平成5年から平成8年にかけて導入したものであり、今後、新たな車両に更新するにあたり、運行ルートが中部山岳国立公園内であることから環境性を考慮するとともに、運行にかかる経済性等も踏まえ、トロリーバス全車両15台を電気バスに変更することにしたとのことです。
無軌条電車(トロリーバス)は、トンネル内の架線から車両の屋根に取り付けたトロリーポールで電気を集電しながら走行しますが、新型の電気バスは、車両に搭載したバッテリで走行し、車両の屋根に設置したパンタグラフはあくまでも「バッテリへの急速充電」にのみ使用されます。
トロリーバスから電気バス(大型自動車)への変更により鉄道事業では無くなることから、無軌条電車(トロリーバス)の鉄道事業廃止の届出を北陸信越運輸局に提出することに至った次第となります。
関電トンネルトロリーバスは「トロバス」の愛称で親しまれ、累計で6,000万人以上のお客さまにご乗車いただいてまいりましたが、2018(平成30)年は「トロバス」にご乗車いただける最後の年となることから、「トロバスラストイヤーキャンペーン(仮称)」として、各種イベント等を実施する予定とのことです。
詳細につきましては上記ニュースリリースをご覧ください。
関電トンネルトロリーバス、車載パンタグラフ方式の電気バスに置き換えへ | 鉄道新聞
関西電力、アルペンルートのトロリーバス廃止…2019年から電気バスに | レスポンス(Response.jp)
国内のトロリーバス、残り1か所に 関電が廃止、立山黒部貫光が「唯一」に | 乗りものニュース
関電,トロリーバスを電気バスに置換えへ|鉄道ニュース|2017年08月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp
【関西電力】関電トンネルトロリーバスを電気バスに転換(H31.4〜)トロリーバスにかかる鉄道事業は廃止へ : 阪和線の沿線から
Posted by kqtrain at 21時22分 トラックバック ( 0 ) ツイート
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