2011年12月16日(金)
小田急、HiSE10000形、RSE20000形、5000形引退 [ニュース(私鉄・関東)]
ロマンスカー・HiSE、RSE、通勤車両5000形の3車種が引退します(PDF)|企業・IR・採用情報|小田急電鉄
小田急電鉄では、2012(平成24)年3月17日(土)のダイヤ改正をもって、HiSE10000形、RSE20000形、5000形の3車種が引退となることを公表しました。
- 小田急ロマンスカーHiSE 10000形
- 小田急開業60周年を記念して1987年に登場した特急車両で、車体は展望席部分以外が床面の高い、小田急初のハイデッカー構造となっており、箱根観光専用のロマンスカーVSE 50000形が新造されるまでの間、「小田急ロマンスカーのイメージリーダー」として活躍してきました。歴代のロマンスカーの特徴である、流線形と連接構造を踏襲し4編成(44両)が製造され、1998年には鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。2005年には、長野電鉄に2編成が4両編成への組み換えが行われた上で譲渡されました。
- 小田急ロマンスカーRSE 20000形
- 小田急小田原線とJR東海御殿場線との相互直通運転に使用される特急「あさぎり」用車両として1991年に登場しました。JR東海との協定により、JR東海371系電車と基本仕様を統一したことにより、それまでの特急ロマンスカーとは異なり連接構造や前面展望席は採用されていませんが、2階建て車両(ダブルデッカー)や特別席(グリーン席・スーパーシート・セミコンパートメント)などを設置していることが特徴です。 "Resort Super Express" (略して「RSE」)という愛称が設定され、歴代ロマンスカーの流線形を踏襲しつつ、斬新な車体カラーリングとあわせロマンスカーの新たなイメージを構築し、1992年には鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。
- 5000形(5200形)
- 1969年から1982年までの13年間にわたって導入を行なった通勤形電車で、1970年代から1980年代にかけての輸送力増強のために4両固定編成×15編成と6両固定編成×20編成の合計180両が製造されました。近年になって後継車両が登場したことから引退が進んでいます。
小田急ではでは、これまでこの3車種をご愛顧いただいた皆さまに感謝の気持ちを込めて、順次、引退イベントなどを実施する予定とのことです。
引退イベントの詳細については、今後発行されるニュースリリースをご確認ください。
小田急HiSE・RSE・5000形が2012年3/17のダイヤ改正で引退へ - Railway Land
阪和線の沿線から:小田急10000形「HiSE」、20000形「RSE」が来年3月のダイヤ改正で引退 - livedoor Blog(ブログ)
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/12/17/025/index.html
Posted by kqtrain at 22時01分 トラックバック ( 0 ) ツイート
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