2005年03月23日(水)
新幹線、装置不調で「速度違反」 [ニュース(JR)]
新幹線「速度違反」280キロ 装置不調で最高速超す(朝日新聞)
東海道新幹線、速度超過52回…ATC誤作動で(読売新聞)
JR東海は22日、東海道新幹線が3月1日から19日までの間に計52回にわたって制限速度を超えて走行していた、と発表した。このうち、7回は営業運転の最高速度270キロを上回り、一度は280キロに達していた。同社は「速度を補正する装置に不具合があり、自動列車制御装置(ATC)の作動が遅れたため」と説明。補正装置がなくても問題はないとして、装置の機能を止めた。(朝日新聞)
今回問題になっているATC装置は、2003年6月以降に東芝製の改良型ATCを積んだ300系車両12編成で、車輪が空転した場合に検知速度を補正する機能のプログラムにミスがあり、実際より遅い速度と誤認していたために発生していたそうです。
今回の問題を受けてこの機能を停止したそうですが
JR東海は「今回の場合、誤った設定の超過速度は時速10キロが上限で、短時間で所定の速度に戻したため安全上の問題はない。ただ、調査以前にも同じ現象が起きていた可能性は否定できない」としている。(朝日新聞)
と言われても、「安全装置」の一種を停止して安全には問題ないのでしょうか?
Posted by kqtrain at 00時50分 トラックバック ( 1 ) ツイート
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JR東海 東海道新幹線で速度超過 ATCのプログラムミスが原因か
関連: asahi.com:新幹線「速度違反」280キロ 装置不調で最高速超す 最近は、飛行機の操縦ミスだとか色々と安全神話を揺るがす話が出てきていますが、東海道新幹線でもそうしたことが起きてしまいました。 詳細は関連のリンク先を御覧頂ければわかるのですが、簡単に言