2008年09月21日(日)
IGRいわて銀河鉄道、「IGR医療ライン」を試験運行 [ニュース(公営/第三セクター・東日本)]
IGR地域医療ラインが始まります! また、アテンダントの募集をしております(9/18)|IGRいわて銀河鉄道
IGRいわて銀河鉄道では、通院で乗車する高齢者にアテンダントが付き添う「IGR医療ライン」を2008年11月上旬より試験運行ことを公表しました。
近年は高齢化社会を迎え、住んでいる地域での医療では間に合わず、都市総合病院などでの高度医療の受診を行う必要性が出てきています。今回の「IGR医療ライン」は、遠隔地の高齢者の通院での利便性を向上させる、という全国でも珍しい取り組みです。
車内には介助のためにアテンダントを1車両に1人配置し、高齢者の乗降を手伝うほか、バスなど2次交通への乗り換え案内、車内での話し相手、冷暖房の温度設定に気を配ったり、混雑時は他の利用客に座席を譲るよう呼び掛け、薬を飲む水やひざ掛けも提供したりするとのことです。
医療ライン運行に合わせ、二戸市と一戸町の通院客や同伴者向けに割引切符の販売も計画。金田一温泉と一戸町の小鳥谷、小繋、奥中山高原の計4駅には家族が送迎しやすいよう、無料駐車場を整備するなどしていくとのことです。
より詳しい内容につきましては上記ニュースリリースをご覧ください。
いわて銀河鉄道、通院用電車を運行 介助の添乗員も|NIKKEI NET(日経ネット):地域経済ニュース
岩手県の第3セクター鉄道「IGRいわて銀河鉄道」は11月から高齢者の通院用電車「医療ライン」を試験的に運行する。地域医療では間に合わず、盛岡の総合病院の高度医療を受診する遠隔地の高齢者の利便性を向上させる。車内に介助の添乗員も乗り込む全国でも珍しい取り組みだ。
医療ラインは、午前中の診療に間に合わせるため、金田一温泉駅を午前7時43分に発車、県北部の各駅を経て盛岡駅に同9時に到着する電車「4520M」に設定する。2両編成のうち1両を通院者向けとして、全座席を優先席にする。要望に応じてひざ掛けや、薬を飲むための水をサービスする。
同区間の運賃は片道2030円だが、通院者や同伴者には割引切符を販売する予定。電車には乗降時の介助や車内温度の調整などを行う添乗員を同乗させる考えで、ボランティアを募集する。また、同社の社有地を活用して乗車駅に駐車場を整備する。
今年8月の調査によると、多くの通院者は4520M列車を利用していた。サービス向上で鉄道利用者の増加を狙う。
Posted by kqtrain at 23時29分 トラックバック ( 0 ) ツイート
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